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サイディング外壁とは?メリット・デメリットとメンテナンス方法

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サイディング外壁とは?メリット・デメリットとメンテナンス方法

サイディング外壁とは?メリット・デメリットとメンテナンス方法

2025/03/29

サイディング外壁は、多くの住宅で採用されている外壁材です。

デザイン性の高さや施工の容易さから人気がありますが、そのメリットとデメリット、そして適切なメンテナンス方法を理解することは、住宅の寿命を左右する重要な要素です。

長持ちさせるためにはどのような点に注意すれば良いのでしょうか?今回は、サイディング外壁の種類、特徴、メリット・デメリット、そして具体的なメンテナンス方法について解説します。

これから外壁選びをされる方、既にサイディング外壁を使用されている方の参考になれば幸いです。

サイディング外壁の種類と特徴

窯業系サイディング

窯業系サイディングは、セメントと繊維質を主成分とする板状の外壁材です。

デザインのバリエーションが豊富で、木目調やタイル調など、様々なデザインが楽しめます。

コストパフォーマンスに優れ、防火性も高い点がメリットです。

一方で、吸水性が高いため、シーリング材の劣化や塗膜の剥がれによる防水性能の低下に注意が必要です。

定期的な塗装メンテナンスが不可欠です。

金属系サイディング

金属系サイディングは、主に鋼板やアルミ合金などを素材とした外壁材です。

軽量で耐震性、耐凍害性に優れ、断熱性も高い点が特徴です。

また、比較的安価で、メンテナンスも容易です。

しかし、傷つきやすく、サビが発生する可能性があるため、特に海岸沿いの地域では注意が必要です。

木質系サイディング

木質系サイディングは、天然木材を素材とした外壁材です。

天然木の風合いを生かしたデザインが魅力で、独特の温かみのある外観を演出できます。

熱を吸収しにくいので、耐熱性にも優れています。

ただし、木材であるため、腐朽やシロアリ被害のリスクがあります。

定期的な点検と適切なメンテナンスが必要です。

樹脂系サイディング

樹脂系サイディングは、塩化ビニル樹脂やプラスチックなどを素材とした外壁材です。

軽量で耐震性に優れ、耐久性、耐候性も高い点がメリットです。

湿気や雨、凍害、塩害にも強く、メンテナンスも比較的容易です。

ただし、デザインのバリエーションは窯業系サイディングなどに比べると少ない傾向があります。

それぞれのメリットデメリット比較

それぞれのサイディングの種類には、それぞれにメリット・デメリットがあります。

価格、デザイン性、耐久性、メンテナンス性など、ご自身の住宅の立地やライフスタイル、予算などを考慮して最適なサイディングを選ぶことが重要です。

サイディング外壁のメリットとデメリットと適切なメンテナンス

サイディング外壁のメリット

・デザインのバリエーションが豊富

・コストパフォーマンスが良い

・施工期間が短い

・防火性が高い(窯業系など)

・耐震性が高い(金属系、樹脂系など)

・断熱性が高い(金属系など)

・メンテナンスが比較的容易

サイディング外壁のデメリット

・シーリング材の劣化

・塗膜の剥がれによる防水性能の低下

・吸水性が高い(窯業系など)

・傷つきやすい(金属系など)

・腐朽やシロアリ被害のリスク(木質系)

・サビが発生する可能性(金属系)

シーリング材の劣化と対策

サイディングボードの継ぎ目にはシーリング材が使用されています。

このシーリング材は、経年劣化によりひび割れや剥がれなどが発生し、そこから雨水が浸入する原因となります。

定期的な点検を行い、劣化が見られた場合は、シーリング材の打ち替えを行う必要があります。

目安としては10年程度です。

防水性能の低下と対策

シーリング材の劣化や塗膜の剥がれによって、サイディング外壁の防水性能は低下します。

雨水の浸入は、外壁の腐食やカビの発生につながるため、定期的な塗装メンテナンスが重要です。

5~7年を目安に、塗装状態の点検を行い、必要に応じて塗り替えを行うことをおすすめします。

定期的なメンテナンスの重要性と方法

サイディング外壁は、定期的なメンテナンスを行うことで、長寿命化が期待できます。

メンテナンス内容は、シーリング材の点検・補修、塗装の塗り替え、外壁全体の点検などです。

メンテナンス頻度は、使用するサイディングの種類や地域環境によって異なりますが、5~10年を目安に点検を行うことをおすすめします。

メンテナンス費用と耐用年数の関係

メンテナンス費用は、劣化状況や施工面積、使用する材料によって異なります。

定期的なメンテナンスを行うことで、大規模な修繕費用を抑え、サイディング外壁の耐用年数を延ばすことができます。

適切なメンテナンスを怠ると、最終的にはサイディングの張り替えが必要となり、高額な費用がかかる可能性があります。

まとめ

サイディング外壁は、デザイン性や機能性の高さから人気のある外壁材ですが、その寿命を長く保つためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。

シーリング材の劣化や防水性能の低下といったデメリットを理解し、適切な時期にメンテナンスを行うことが重要です。

種類によって特徴が異なるため、自分の家の立地や予算、デザインの好みなどを考慮して最適なサイディングを選び、適切なメンテナンスを行うことで、安心して長く住み続けられる家を実現できます。

定期的な点検と早期のメンテナンスは、高額な修理費用を回避し、建物の価値を保つ上で非常に重要です。

今回ご紹介した情報を参考に、ご自身の住宅の状況に合わせたメンテナンス計画を立ててみてください。

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