トタンの種類と特徴を徹底解説!外壁材選びの参考に
2024/12/03
トタンは、古くから日本の住宅の外壁材として使われてきた素材です。
しかし、近年ではガルバリウム鋼板やステンレスなど、さまざまな外壁材が登場したため、トタンを選ぶ人は減っているかもしれません。
「トタンって、今どき使うものなの?」「他の外壁材と比べてどうなの?」
そんな疑問をお持ちの方あなたへ、この記事ではトタンの種類や特徴を徹底解説します。
さらに、トタンと他の金属外壁材との比較も詳しく紹介しますので、ぜひ最後まで読んで、ぴったりの外壁材を見つけてください。
トタンの種類と特徴
トタンは、薄い鉄板に亜鉛メッキを施した素材です。
錆びにくく、安価であることから、住宅の外壁材として広く使われてきました。
トタンの外壁には、大きく分けて4つの種類があります。
1:波トタン
波トタンは、波型の形状をしたトタンです。
「小波」と「大波」があり、波の大きさによって見た目が変わります。
価格が安く、施工も比較的簡単であるため、コストを抑えたい人におすすめです。
しかし、横からの圧力に弱く、他のトタンよりも耐久性が低いというデメリットがあります。
2:角波トタン
角波トタンは、波トタンの波を角型にしたトタンです。
波トタンよりも平面が多い構造のため、横からの圧力に強く、耐久性が高いです。
ただし、波トタンよりも価格が高くなります。
3:スパンドレルトタン
スパンドレルトタンは、特殊な構造に折り曲げたトタンです。
釘やビスが隠れるように設計されているため、見た目がスッキリとしています。
また、雨漏りしにくいというメリットもあります。
しかし、加工が難しく、価格も高いため、高級感のある外壁にしたい人におすすめです。
4:リブ波トタン
リブ波トタンは、両側が盛り上がっている細長いトタンです。
盛り上がっている部分を重ね合わせることで、雨漏りを防ぎます。
また、1枚あたりのサイズが小さいため、部分的な補修がしやすいというメリットがあります。
しかし、塗装の際に塗りムラが発生しやすいというデメリットがあります。
トタンと他の金属外壁材との比較
トタン以外にも、ガルバリウム鋼板やステンレスなど、さまざまな金属製の外壁材があります。
それぞれの素材の特徴や価格、耐用年数などを比較することで、より最適な外壁材を選ぶことができます。
1:ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板は、アルミニウムと亜鉛、シリコンを混ぜて作られた鋼板です。
トタンよりも耐久性が高く、錆びにくいという特徴があります。
また、デザイン性も優れているため、近年人気が高まっています。
しかし、トタンよりも価格が高く、重いため、耐震性が低下する可能性もあります。
2:ステンレス
ステンレスは、クロムを含んだ鋼鉄です。
トタンやガルバリウム鋼板よりもさらに錆びにくく、耐久性に優れています。
高級感のある外壁にしたい人におすすめです。
しかし、価格が非常に高いため、予算が限られている場合は現実的ではありません。
まとめ
トタンは、安価で施工が簡単な素材ですが、耐久性が低いというデメリットがあります。
ガルバリウム鋼板は、トタンよりも耐久性が高く、デザイン性も優れているため、近年人気が高まっています。
ステンレスは、最も錆びにくく、耐久性に優れた素材ですが、価格が高いため、予算と相談する必要があります。
この記事では、トタンの種類や特徴、他の金属外壁材との比較について解説しました。
この記事が、最適な外壁材を選ぶための参考になれば幸いです。
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