塗料が服に付着した!落ちにくい油性塗料も大丈夫!種類別の落とし方を紹介!
2024/11/25
リフォームで、塗装作業中にうっかり服に塗料を付けてしまった経験はありませんか。
特に油性塗料は落ちにくく、せっかくのお気に入りの服が台無しになってしまうことも…。
せっかくのリフォームを、塗料の付着で台無しにしたくないですよね。
この記事では、油性塗料、水性塗料それぞれの特徴と、付着してしまった際の適切な落とし方を解説します。
塗料の種類別!服に付着した時の落とし方
塗料が服に付着した場合、その後の対処法は、塗料の種類によって大きく変わってきます。
ここでは、油性塗料と水性塗料それぞれの特徴と、付着してしまった際の落とし方を詳しく解説します。
油性塗料の落とし方
油性塗料は、耐久性が高く、水や紫外線にも強いという特徴があります。
そのため、屋外用の塗装などに多く用いられます。
しかし、その反面、服に付着すると落ちにくく、シミになりやすいという欠点も。
1:乾いていない場合
油性塗料が乾いていないうちに、素早く対応すれば、比較的簡単に落とすことができます。
・中性洗剤を使う
台所用の中性洗剤をスポンジや歯ブラシにつけ、優しくこすり洗いします。
・クレンジングオイルを使う
油性塗料は油分なので、クレンジングオイルも効果的です。
ただし、素材によっては変色や傷みの原因となる可能性があるので、目立たない部分で試してから使用しましょう。
2:乾いてしまった場合
油性塗料が乾いてしまった場合は、落とすのが難しくなります。
・セスキ炭酸ソーダを使う
セスキ炭酸ソーダを水に溶かし、塗料が付着した部分を浸け置きします。
その後、歯ブラシなどで優しくこすり洗いします。
・塗料用シンナーを使う
油性塗料用シンナーは、強力な溶解力を持つため、乾いた油性塗料も落とすことができます。
ただし、シンナーは素材を傷める可能性があるため、目立たない部分で試してから使用してください。
また、換気を十分に行い、ゴム手袋を着用するなど、安全に注意して作業を行ってください。
水性塗料の落とし方
水性塗料は、油性塗料に比べて水に溶けやすく、環境に優しい塗料です。
そのため、室内用の塗装などに多く用いられます。
服に付着しても、油性塗料に比べて比較的落としやすいというメリットがあります。
1:乾いていない場合
水性塗料が乾いていないうちに、水で洗い流すのが一番効果的です。
・水で洗い流す
ぬるま湯で洗い流すことで、ほとんどの塗料は落とすことができます。
2:乾いてしまった場合
水性塗料が乾いてしまった場合は、洗剤で落とすのがおすすめです。
・洗剤を使う
衣類用洗剤を水に溶かし、塗料が付着した部分を浸け置きします。
その後、洗濯機で通常通り洗濯します。
塗料が付着しないための予防策
塗料が服に付着しないようにするには、事前にしっかりと対策をすることが重要です。
1:養生を徹底する
養生とは、塗料を塗る必要のない部分に塗料が付着するのを防ぐための作業です。
・ビニールシートやマスカーを使用する
塗装する場所をビニールシートやマスカーで覆い、塗料が飛び散らないようにします。
・養生テープを貼る
塗料を塗る範囲を養生テープでしっかりと囲みます。
2:服装に気を配る
塗装作業を行う際は、塗料が付着しても問題ない服装を選びましょう。
・作業着を着る
汚れを気にせず作業できる、作業着を着るのがおすすめです。
・上着を着る
普段着の上から、汚れ防止用の上着を着ると、より安心です。
3:塗料の保管に注意する
塗料は、しっかりとフタをし、直射日光の当たらない涼しい場所に保管しましょう。
・フタをしっかりと閉める
フタが開いていて、塗料が乾燥してしまうと、飛び散りやすくなってしまいます。
・温度や湿度に注意する
高温多湿の場所や直射日光の当たる場所に保管すると、塗料が劣化し、使いづらくなってしまうことがあります。
まとめ
この記事では、油性塗料と水性塗料それぞれの落とし方を解説し、塗料付着防止策を紹介しました。
塗料が服に付着してしまった場合は、種類や状態によって適切な対処法が異なります。
今回紹介した方法を参考に、慌てずに冷静に対処しましょう。
また、事前に養生をしっかりと行い、服装にも気を配ることで、塗料の付着を防ぐことができます。
リフォームを安全かつ快適に楽しむためにも、これらのポイントを参考にしてみてください。
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