外壁塗装の艶選び!3分艶は安っぽく見える?耐候性や耐久性への影響を解説
2024/11/15
外壁塗装の艶選びは、家の外観を大きく左右する重要なポイントです。
「3分艶は安っぽく見える。」
「耐候性や耐久性に影響はあるの。」
そんな疑問をお持ちの方へ、外壁塗装の艶の種類と、3分艶の選び方について解説します。
□外壁塗装の艶の種類と特徴
外壁塗装の艶は、塗料に配合される艶消し材の量によって調整されます。
艶ありから艶なしまで、光沢の度合いによって5つの種類に分けられます。
1: 艶あり
光沢が強く、ピカピカとした仕上がりがあります。
反射率は70%以上で、太陽光を強く反射するため、周りの景色も映り込みます。
2: 7分艶
艶ありの次に光沢があり、陽が差していない時は光沢を感じないこともあります。
反射率は約60%で、艶ありよりも少し落ち着いた印象になります。
3: 5分艶
半艶とも呼ばれ、艶あり塗料と艶なし塗料の中間的な光沢です。
反射率は約35%で、自然な光沢があり、上品な印象を与えます。
4: 3分艶
新築時の仕上がりに近く、外壁に陽が差した時にほんの少し艶を感じる程度です。
反射率は約15%で、落ち着いた雰囲気で、上品な印象を与えます。
5: 艶なし
艶がほぼ無い仕上がりで、マット感が出ます。
反射率は5%以下で、光を吸収するため、落ち着いた印象になります。
□3分艶は安っぽく見える?耐候性や耐久性への影響
3分艶は、艶消し材を多く配合しているため、表面が凹凸になり、光が乱反射することで艶が少なく見えます。
そのため、安っぽく見えるという意見もありますが、実際は落ち着いた雰囲気で、上品な印象を与える仕上がりになります。
1: 耐候性や耐久性への影響
3分艶は、表面が凹凸になっているため、汚れが付きにくいというメリットがあります。
また、艶あり塗料と比較して、紫外線の影響を受けにくく、色褪せしにくいという特徴もあります。
したがって、3分艶は、耐候性や耐久性に優れた塗料と言えます。
2: 3分艶を選ぶメリット
・落ち着いた雰囲気で、上品な印象を与える
・汚れが付きにくく、メンテナンスしやすい
・耐候性や耐久性に優れている
3: 3分艶を選ぶデメリット
・光沢が少なく、安っぽく見えると感じる人もいる
・艶あり塗料と比較して、価格が少し高くなる場合がある
□まとめ
外壁塗装の艶選びは、家の外観だけでなく、耐候性や耐久性にも影響します。
3分艶は、落ち着いた雰囲気で、上品な印象を与えるだけでなく、汚れが付きにくく、耐候性や耐久性にも優れています。
安っぽく見えるという心配もありますが、実際は、高級感のある仕上がりになります。
外壁塗装の艶選びは、自分の好みや家の外観に合わせて、慎重に行いましょう。