外壁の木目サイディング!種類別特徴・選び方のポイントを解説
2024/10/25
マイホームを建てる予定で、外壁材に木目を採用したいと考えている方へ。
木目調サイディングは、温かみのある自然な風合いが魅力的で、おしゃれな外観を実現できます。
しかし、種類が豊富で、それぞれ特徴や価格が異なるため、どれを選べば良いか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、木目調サイディングの特徴やメリット・デメリット、選び方のポイントを解説します。
□外壁に用いられる木目サイディングの種類
外壁に用いられる木目調サイディングは、大きく分けて窯業系、金属系、木質系の3種類があります。
ここでは窯業系サイディングにフォーカスして解説します。
1: 窯業系サイディング
窯業系サイディングは、セメントと繊維を混ぜて作った板状の外壁材です。
シェア率が高く、比較的安価で施工できるため、多くの住宅で採用されています。
メリットは以下です。
・衝撃に強く、耐火性に優れている
・デザインが豊富
・価格が比較的安い
一方でデメリットは以下です。
・熱を吸収しやすく、夏は室温が上がりやすい
・重量があるため、地震に弱い場合がある
窯業系サイディングは、デザイン性が高く、価格も比較的安価なため、コストパフォーマンスに優れた外壁材です。
ただし、熱を吸収しやすいというデメリットがあるため、断熱性を重視する場合は、他の素材を検討する必要があるでしょう。
□木目調サイディングの選び方のポイント
木目調サイディングを選ぶ際には、デザイン性、耐久性、価格、メンテナンスのしやすさなどを考慮する必要があります。
それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。
1: デザイン性
木目調サイディングは、木目柄だけでなく、色や質感も多種多様なので、住宅の外観に合わせたデザインを選べます。
例えば、和風住宅には、落ち着いた色合いの木目調サイディングがおすすめです。
一方、洋風住宅には、明るい色合いの木目調サイディングがおすすめです。
また、木目調サイディングには、凹凸のある立体的なデザインのものもあります。
立体的なデザインは、より自然な木目に近い仕上がりになります。
2: 耐久性
木目調サイディングは、素材によって耐久性が異なります。
窯業系サイディングは、比較的耐久性に優れていますが、金属系サイディングは、さらに耐久性が高いです。
耐久性を重視する場合は、金属系サイディングを選ぶのがおすすめです。
3: 価格
木目調サイディングは、素材やデザインによって価格が大きく異なります。
窯業系サイディングは、金属系サイディングと比べて価格が安価です。
価格を抑えたい場合は、窯業系サイディングを選ぶのがおすすめです。
4: メンテナンス
木目調サイディングは、素材によってメンテナンス頻度が異なります。
窯業系サイディングは、10~15年に一度、塗装が必要です。
金属系サイディングは、サビが発生しやすいため、定期的なメンテナンスが必要です。
木目調サイディングを選ぶ際には、デザイン性、耐久性、価格、メンテナンスのしやすさなど、様々な要素を考慮する必要があります。
それぞれの要素を比較検討し、ご自身のニーズに合った木目調サイディングを選びましょう。
□まとめ
この記事では、木目調サイディングの種類別の特徴やメリット・デメリット、選び方のポイントを解説しました。
木目調サイディングは、デザイン性、耐久性、価格、メンテナンスのしやすさなど、様々な要素を考慮して選ぶ必要があることが分かりました。
この記事が、最適な外壁材を選ぶ際に役立てば幸いです。