むらたリフォーム

外壁のひび割れの原因と補修方法を解説します!

お問い合わせはこちら

外壁のひび割れの原因と補修方法を解説します!

外壁のひび割れの原因と補修方法を解説します!

2024/08/06

外壁のひび割れは、住宅の美観を損ねるだけでなく、構造的な問題を引き起こす可能性があります。

ひび割れの種類や原因を理解し、適切な補修方法を知ることは、長期間にわたって住まいを健全に保つために重要です。

この記事では、外壁のひび割れの種類とその原因について詳しく解説し、それぞれのひび割れに対する具体的な補修方法について説明します。

タイトル

外壁のひび割れには、ヘアークラック、乾燥クラック、構造クラック、縁切れクラックの4種類があります。

それぞれの特徴と発生原因を以下に詳しく解説します。

1:ヘアークラック

ヘアークラックとは幅0.3mm以下の小さなひび割れで、髪の毛のように細いことからこの名前が付けられています。

主な原因は紫外線による塗料(塗膜)の劣化と、電車や車などの振動です。

このタイプのひび割れは浅く、雨漏りや外壁の腐食には発展しません。

ただし、施工不良によって発生する場合もあり、その場合は早めの点検が必要です。

2:乾燥クラック

乾燥クラックは、モルタル外壁やコンクリートなどの「湿式工法」の外壁材に発生しやすいひび割れです。

これらの材料が乾燥する過程で収縮することが原因で発生します。

ひび割れ自体は浅く、拡大することは少ないため、早急な補修は必要ありませんが、見た目の問題として気になる場合があります。

3:構造クラック

構造クラックは建物の構造的な問題から発生するひび割れで、溝が1mm以上開いたものがこれに該当します。

地盤沈下や地震などの影響で発生し、放置すると外壁材が剥がれたり、建物の躯体が腐食する危険性があります。

構造クラックは重大な問題を引き起こす可能性が高いため、早急に専門会社に補修を依頼することが重要です。

4:縁切れクラック

縁切れクラックは、モルタルやコンクリートなどの「湿式工法」で施工する際に、新旧の壁の境目に生じるひび割れです。

施工中に発見され、その場で補修されることが多いですが、見逃されると後々問題になる可能性があります。

□外壁のひび割れの補修方法

外壁のひび割れは、その幅や深さによって適切な補修方法が異なります。

ここでは、ひび割れの幅に応じた補修方法について説明します。

 

1:幅0.3mm以下(ヘアークラック)

この幅のひび割れは、塗装で埋めることができます。
モルタルなどの下地まで届いていないため、簡単な補修で済むことが多いです。

 

2:幅0.3mm~1mm

この幅のひび割れはモルタルまで達しているため、シーリング材を注入して補修する必要があります。
その後、微弾性フィラーで下塗りをしてから塗装します。

 

3:幅1mm以上

この幅のひび割れは、Vカット工法を用いて補修します。
ディスクサンダーでひび割れを20センチ幅まで削り、シーリング材を注入して埋めます。
その後、微弾性フィラーで下塗りをしてから塗装します。

*横のクラックには特に注意

縦方向のひび割れに比べて、横方向のひび割れは雨水が内部に入りやすく、雨漏りの原因となりやすいです。

横方向のひび割れが見つかった場合は、早急に専門家に確認してもらうことをおすすめします。

 

□まとめ

外壁のひび割れには、ヘアークラック、乾燥クラック、構造クラック、縁切れクラックの4種類があり、それぞれ原因と特徴が異なります。

ひび割れの幅や深さに応じた適切な補修方法を知ることは、住宅を長期間にわたって健全に保つために重要です。

特に横方向のひび割れには注意が必要であり、早めの対策が求められます。

この記事を参考に、外壁のひび割れに対する適切な対応を心がけてください。

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。