外壁のひび割れを放置する危険性とは?放置で起こるリスクと対処法
2025/03/11
外壁にひび割れを発見したら、不安になりますよね。
小さなひび割れでも、放置すると大きな問題に発展する可能性があります。
今回は、外壁のひび割れが放置された場合のリスク、その原因、そして適切な対処法についてご紹介します。
外壁のひび割れを放置する危険性と原因
放置するとどうなるのか深刻なリスク
小さなひび割れでも、放置すると雨漏りの原因となります。
雨水が外壁内部に浸入し、木材や鉄筋を腐食させ、建物の耐久性を著しく低下させる可能性があります。
ひび割れから浸入した湿気は、カビやシロアリの発生を招き、健康被害や建物の構造的な損傷につながるケースもあります。
また、ひび割れは建物の美観を損ない、資産価値の低下にも繋がります。
放置せずに、早めの対処が大切です。
ひび割れの原因を徹底解説経年劣化以外に
外壁のひび割れは、経年劣化が主な原因です。
コンクリートの乾燥収縮や、紫外線による劣化などが挙げられます。
しかし、地震や強風などの自然災害、施工不良、建物の傾きなども原因となります。
特に、基礎の沈下や設計ミスによって生じる構造クラックは、建物の強度を著しく低下させる危険性があるため、注意が必要です。
見過ごせない危険なひび割れ構造クラックとは
構造クラックは、建物の構造部分にまで及ぶ深いひび割れで、放置すると建物全体の強度低下や倒壊のリスクにつながるため、非常に危険です。
幅が0.3mm以上、深さが5mm以上のひび割れは構造クラックの可能性が高いとされています。
もしこのようなひび割れを発見したら、すぐに専門家への相談が必要です。
外壁のひび割れに対する適切な対処法
ひび割れの状態をチェックしよう自分でできる確認方法
まず、ひび割れの幅と深さを確認しましょう。
幅が0.3mm未満で、深さが浅いひび割れ(ヘアークラック)であれば、DIYでの補修も可能です。
しかし、幅が0.3mm以上、深さが深いひび割れ(構造クラック)や、高所にあるひび割れは、専門業者に依頼する方が安全です。
ひび割れの状態が不明な場合は、専門家に相談し、適切な対処法を検討しましょう。
業者への依頼を検討すべきケース
構造クラックや、雨漏りなどの症状がある場合は、DIYでは対応できません。
専門業者に依頼し、適切な補修工法を選定してもらう必要があります。
また、高所にあるひび割れや、原因究明が必要な場合は、専門業者への依頼が不可欠です。
保証や保険は適用されるのか確認方法と注意点
住宅を購入した際やリフォーム時に、保証書を受け取っているかもしれません。
保証内容を確認し、ひび割れが保証の対象となるか確認しましょう。
また、火災保険では、地震や台風などの自然災害によるひび割れが補償される場合があります。
ただし、経年劣化によるひび割れは対象外となることが多いので、保険会社に確認することが重要です。
まとめ
外壁のひび割れは、放置すると雨漏り、建物の耐久性低下、カビやシロアリの発生など、様々なリスクを招きます。
ひび割れの原因は経年劣化以外にも、自然災害や施工不良などがあります。
ひび割れの幅や深さ、位置などを確認し、専門業者に依頼する必要があるかを判断しましょう。
保証や保険の適用についても確認し、適切な対処を行いましょう。
早期発見と適切な対応が、建物の寿命を延ばし、安全な暮らしを守ることに繋がります。
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